【白山登山】砂防新道~エコーライン~黒ボコ岩~砂防新道ルートで初心者が日帰り登山してきました!【白山奥宮の御朱印もゲット!】
白山登山に行って来ました!
別当出合から、上りも下りも【砂防新道】を登山する初心者におすすめのコースで日帰り白山登山!
行きはエコーラインまで足を伸ばし、帰りに黒ボコ岩経由で下山してきました。
初の白山登山、超ド級の初心者でもヒィヒィ言いながらも楽しく帰ってきましたよ~↑白山登山の風景を動画で撮影してきました!参考にどうぞ!
一里野高原ホテルろあんを朝5時に出発します!
当館は1番早い朝食の時間が7時スタートなので、早朝出発の際は朝食の代わりに『おにぎり弁当』をお持ちいただいております。
登山の方はご予約の際に早朝出発の旨をお伝えくださいね♪
この日は、市ノ瀬~別当出合までの車両交通規制がなかったので、車で約1時間かけて別当出合にそのまま向かいます!
△一里野高原ホテルろあん~別当出合までのアクセスマップ
△一里野高原ホテルろあん~市ノ瀬ビジターセンターまでのアクセスマップ
途中、一里野高原ホテルろあんから車で45分の市ノ瀬ビジターセンターに立ち寄りました。
お手洗い休憩と、ここで登山届けを記入して提出します!
営業時間外でしたが、新しくてキレイな休憩所も完備されています!
バスの待ち時間などに休憩でしますね♪
市ノ瀬ビジターセンターの駐車場はとっても広い!さらに無料!
最大収容750台なので、まず平日や登山シーズンオフの日などには駐車スペースに困ることはなさそう。
ですが、お盆シーズンなどの日和の良い日はとっても混雑するようなので、ご注意ください!
登山道のトイレはチップ制のことが多いですが、市ノ瀬ビジターセンターのお手洗いは無料です。
トイレットペーパーもあり、洋式でとっても清潔でしたよ~
こちらが登山届ポスト。
2017年から、白山登山には登山届の提出が必ず必要になったので、皆さんご注意ください!
登山届けは義務ですよ~!
登山届の用紙は市ノ瀬ビジターセンターに沢山用意されています。
営業時間外でも、野外に用紙が置いてあるので必ず書いてくださいね。
7月1日の夏山開山後、土日やお盆休みシーズンを中心に、市ノ瀬ビジターセンターから別当出合までの役6kmの道は一般車両が交通規制になります。
自家用車で別当出合登山口までアクセスができないので、該当日は市ノ瀬からは別当出合行きのシャトルバスでアクセスする必要があります。
市ノ瀬ビジターセンターから別当出合までのシャトルバス運賃
大人 片道 | 500円 |
---|---|
小人 片道 | 250円 |
市ノ瀬から金沢駅直通のシャトルバスも運行しているので、JRで金沢駅まで来て白山登山に向かう人は是非チェックしてみてくださいね。
市ノ瀬ビジターセンターの掲示板には、白山登山に関連する非難小屋や道の通行状況や利用可否状況などが掲載されていました!
ご自分が登山するルートに通行止めなどがないかチェックしておでかけくださいね。
白山登山の各ルートが記載されている案内版もあります!
通行止め情報なども追加で記載してくれていました・・・良心的っ!
市ノ瀬ビジターセンターから車で約15分で別当出合に到着!!
ここで既に標高は1260M!山の雰囲気ムンムンです。
別当出合の駐車場は市ノ瀬ビジターセンター同様に無料で大収容。200台の車を駐車することができます。
一里野高原ホテルろあん~別当出合までの道中には、早朝から営業しているスーパーやコンビニはありません。
あっても日中に営業している道の駅瀬女くらいなので、飲料や食事の用意は事前にしておくのがおすすめです!
別当出合にも売店などは無いですが、自動販売機はたくさんあります!
これは山ならでは。一般的な自動
販売機より少々お値段が張るTHE 山価格です。
でも、こんな奥地までドリンクを運んでくださる方の労力を考えれば安いもんですね・・・!
一里野高原ホテルろあんを5時に出発して、市ノ瀬ビジターセンターや別当出合駐車場で写真を撮ったり準備をしていたので、別当出合登山口を6時30分に出発しました!
いざ参らん!
おぉ~コレコレ!よくSNSとかで見るやつ!笑
別当出合登山口のモニュメントで行って来ますの写真を忘れずに撮影!
他の登山客の皆さんもバッチリ記念撮影していらっしゃいました◎
別当出合登山口をスタートするとすぐに『観光新道』と『砂防新道』の分岐があります。
観光新道は向かって左、砂防新道は向かって右から向かうルート。
白山登山初心者です!という私のような方の8~9割くらいは登りで『砂防新道』、下りで『観光新道』を利用するようです。
観光新道は、登り始めから結構な急坂続きなので、登山の登りが苦手という方は避けたほうがいいかもという情報が沢山出回ってる影響みたいです。
私も白山登山経験者のろあんの代表にその情報をもらったので、登りは『砂防新道』をチョイスしました。
なんならド初心者なので、下りも『砂防新道』にして、途中登りで+10分かかる『エコーライン』に立ち寄るルートを選択!
これが下山後に思い返して、結構良いルート選択だったなぁ~と思ったので、日帰り白山登山の方におすすめさせてください。
さあ!砂防新道ルートを選択すると、まずお目見えするつり橋!
お天気も良かったので、最高の景色が広がっていました。
まず最初の休憩スポット『中飯場』に到着!
6時30分に別当出合を出発して約1時間かけて登ってきました。
中飯場には、立派なトイレと水場の水道が完備されています。
ベンチも置かれていて、皆さんここで朝食を食べる人が多いようです。
北陸石川県ではめったに見られない雲ひとつない青空!
梅雨どきだったので、お天気を1番心配していましたが、最高の登山日和です。
中飯場からは、『不動滝』がよく見えました。
不動滝まで近づくルートは無いようなので、中飯場から見るこの滝が眺望が1番良さそうです。
ちなみに、この不動滝の滝つぼの横には不動尊が安置されているので、この名前になったとのこと!へぇぇ~!
『別当覗』から見れる『別当大崩れ』
昭和9年に石川県で起きた大水害によって、土砂となり崩れた部分が砂地となって露になっています。
その土砂量は500万立方メートル!数字を聞いてもピン来ませんが、とにかくとてつもない量の土砂が崩れ、川沿いについたい多くの人の命を奪ったという歴史があります。
美しいのが自然、恐ろしいのも自然ですね。
雰囲気のある山の風景が道中広がります。
のどかだけれど、険しさや荒々しさもあって、い~い感じです。
あ、ちなみにパンがパンパンに膨らんでました!まるで風船みたい!
標高高いところに行くと絶対このふくらみを見たくなるんですよ~笑
南竜ヶ馬場の野営場付近には、ヘリコプターが何度も物資を運んでいました。
間近にヘリを見る機会ってそんなにないので、興奮しました!笑
『甚之助避難小屋』に到着しました!
大体ここが砂防新道からの中腹くらいでしょうか。やっと半分・・・この時点で大分堪えています 笑
甚之助避難小屋のトイレは和式と洋式が完備されていました!しかも水洗!
トイレはチップ制なので、お気持ち用に小銭を持って行くといいですね◎(もちろん札のお金でもOKですよ!)
広くてキレイな水道も完備されています。
砂防新道では、まず水場に困る事はないですね~!飲料用としてももちろん利用できるので、飲み水として頂いていきました。
甚之助避難小屋から少し登ると『黒ボコ岩経由ルート』と『南竜ヶ馬場』への2つの分岐があります。
今回は登りで向かって右の『南竜ヶ馬場、エコーラインルート』を利用して、帰りに向かって左の『黒ボコ岩経由ルート』を利用します。
南竜ヶ馬場に続く道は、丁度ミヤマキンポウゲが咲いていました!
可憐な黄色の道、ワクワクしますね!
ズンズン南竜ヶ馬場に向かって進みます!
のどかで気持ちのよい風景、山間に見える赤の屋根が『南竜山荘』!
とってもメルヘンな絵画のような風景です~!
アルプスの少女ハイジのような雰囲気をかもしてます!
南竜ヶ馬場には、『南竜山荘』という山小屋の一般的なドミトリータイプの宿泊棟と、『南竜ヶ馬場ケビン』という5名1室の貸切宿泊小屋があり、少し離れた場所に『南竜ヶ馬場野営場』というテント泊専用の野原があります。
白山でテント泊をする場合は、この南竜ヶ馬場野営場を利用してくださいね。
南竜ヶ馬場と室堂へ続くエコーラインへの分岐!
頂上の裾のの室堂まであと2Km!あともうちょっと~!
エコーラインの上り始めは大きな石が積みあがって、キレイに登山道が整備されていました。
そして、ここに来てお天気が若干崩れ始め・・・空気がかなりひんやり!
持ってきた薄いダウンを来て寒さ対策しました。
晴れ間が出たり、小雨がぱらついたり、山らしい天気。
短い青空を狙ってエコーラインから南竜ヶ馬場の風景をパシャッ!
「今年はもう白山雪無いよ~」と聞いていたので安心しきっていましたが、やはり雪はこれぐらい残ってました。
石川県の豪雪地帯に住んでるので雪は見慣れていますが、7月の中旬に雪を見る機会はなかなか無いので興奮します!うひょー!
一部だけですが、雪の上を歩く場面がありました。
結構しっかりした雪なので歩きやすかったですが、防水加工した登山靴にして正解でした◎
なだらかな緑の山肌に白い残雪が、美しい!
青空が広がっていれば尚Goodでしたが、欲はいいません・・・十分キレイ~!
弥陀ヶ原の木道が見えてきました!
あぁ~これは歩きやすい!晴れていれば、ここから室堂の赤い屋根や、御膳が峰の頂上が拝めるはずですが、残念ながらこの日はちょこっとしか見えませんでした。
木道のわきには、ハクサンコザクラなどの小さい花が咲いていました◎
木道を抜けると室堂まであと0.3Km!
そこまで急坂ではないですが、ここまでの疲労が足に来ます・・・頑張るっ!
登山開始から約6時間(長かった・・・!)
ようやく室堂に到着しました~~!
こちらが室堂の館内の中。
宿泊受付と、郵便窓口、花や登山道の情報掲示板が揃っています。
ちなみに、夏山シーズンは昼食も予約不要で食べることが出来ます。
メニューはラーメンやカレーにうどんなど。料金はだいたい800円~1000円!
清潔感があって、キレイな山小屋です◎
ちなみに、室堂の中の白山山頂郵便局で家族に郵便を出そう~♪
と楽しみにしていましたが、営業再開から数日早かった・・・!
だいたい、7月15日~8月20日の約1ヶ月と少しの期間のみ営業をしているとのこと。
白山山頂郵便局では、登山証明書を配布していて、自分でスタンプを押してステキな郵便はがきを作ることができます。
『風景印』も白山らしさあふれる、クロユリをバックにした白山登山のイラスト♪
こんなステキなはがきをもらった人は幸せですね~!
可愛い風景印のおはがき書きたかったナ・・・
白山には何十種もの花が咲きますが、
どんな花がどこに咲いているかの情報を室堂内の掲示板にまとめてくれています!う~ん、親切っ!
室堂から見える『白山奥宮祈祷殿』!
あぁ~・・・ちょっとバックがガスっちゃいましたが!これはこれで、神々しさすら・・・感じる!
神々しさよりも建屋が朱色で可愛いことにテンション上がります!
皆さん大好き、私も大好きな御朱印のお時間!
白山奥宮祈祷殿の御朱印は、『登山しないと頂けない御朱印』として、全国的にも有名&憧れの御朱印のひとつ!
種類は2種類で、①の『白山奥宮』と、②の『白山頂上』の印から選べます。
御朱印のほかにも、奥宮絵馬や、御朱印帳、お守りに加え、ピンバッチやおみくじなどお土産にぴったりのものも揃っていましたよ!
頂戴した御朱印と、購入したお土産のお守りはこちら!
2019年は、平成から令和への元号の改変があったので、特別な印が押されていました。うれしい!
白山奥宮さんで御朱印をもらったり、室堂でたっぷり休憩をしていると、天候がぐわっと崩れてしまったので、写真や動画がその後撮影できませんでした;;
この後は、頂上までぐわぁ~っと行って、ぐわぁ~っと下って、黒ボコ岩経由で砂防新道で下山。
ギリギリ日暮れ前の夕方18時頃に別当出合に戻ってきました。
朝6時30に別当出合を出発したので、11時間30分程の日帰り登山でした。撮影をしたり、あまりにも体力がなくノロノロ登ったので、一般的なタイムより遅いです。
夏山シーズンの土日など、市ノ瀬ビジターセンターからバスで別当出合に行く方は、最終の帰りのバスが17時に出てしまうので時間に余裕をもって下山してくださいね。
一里野高原ホテルろあんでは、白山登山をはじめとした登山・トレッキングにおでかけの皆さんを応援中!
白山登山のハライ谷登山口への無料送迎や、早朝出発対応などお任せくださいね。
ご予約はお電話、ネットで受付中!お気軽にお問合せください。
TEL 076-256-7141
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