鹿児島の野生の日本蜜蜂がやってきました|山崎養蜂場
\今年も養蜂やります!/
西洋みつばちに引き続き、
日本みつばちの養蜂も始めました!
日本ミツバチを養蜂していると、養蜂家の中では「おっ!」と一目を置かれるんです。
それはなぜか?
一般的に”養蜂”というと飼育のために交配改良されたみつばちが使われますが、
日本ミツバチは、日本古来から生息する野生の蜂。
日本ミツバチを養蜂するには、山の中から1匹の日本ミツバチを探し出し、
その日本ミツバチに着いて行き巣を探し当て、その巣まるごと巣箱に移し変える方法一択で、手に入りにくいという壁があります。
さらに、日本ミツバチは”はちみつを採る”という点では採蜜量が少なく養蜂に向きません。
日本の風土に合った、強くたくましい日本蜜蜂は、野菜や植物を育てる過程で花粉を次々に運んでくれるという農業や自然保持の観点からみても大事な存在。
はちみつ目当てのお金に替わる養蜂ではなく、その土地の豊かな自然を守る大役の一旦を担う日本ミツバチ。その蜜蜂を養蜂する事には大きな意味や期待が込められているんです◎
と、そんな前置きをしておきながら、養蜂ド初心者のろあんではご縁あって鹿児島の野生の蜜蜂を譲り受けました。
郵便屋さんもびっくりの品名[ミツバチ(約2500匹)]・・・笑!
いよいよ長旅からはるばるやってきてくれた日本みつばち達を白山に放ちます。
パカッ♪「こんにちは~みつばちちゃん元気ですか~?」
「ブンブン!ブンブン!」
ふたを開けた瞬間からぴょこぴょこと飛び出す小さくて可愛い日本みつばち達。
お疲れモードのミツバチもいる中、元気に白山の空へ飛び立つ元気なミツバチも沢山!
女王蜂がいなくなってしまうとその巣ごと消滅してしまうので、働き蜂よりやや大きい女王蜂が出れないくらいの狭さに入り口をふさぎます。
2~3日は様子をみて、この後本格的に養蜂を開始しますよ~♪
ちなみに今年は、白山の野生の日本ミツバチでも養蜂をしよう!
ということで、野生の日本ミツバチを誘って巣を作ってもらうための巣箱も別に設置しました。
まだ空っぽの巣箱。
日本ミツバチを誘引する専用の「待ち箱ルアー」をつけます。
白山の雄大な大自然の中から、ミツバチ達がこの誘引剤を探し出してくれるかは、
そう、運次第です!笑
巣箱を気に入ってくれることを期待して・・・のんびり経過を見守ります◎