金沢・白川郷近郊の自然派な料理宿　一里野高原ホテル　ろあん

富士山・立山に並ぶ日本三大名山であり、白山修験の霊山として日本全国から登拝者が集まる歴史と信仰深い霊山です。かの真田家も白山への信仰が厚く、白山開山１３００年を迎えた現在でも多くの人々から愛される石川県の象徴でもあります。

「日本一の白さ」登山家に知らない人はいない有名作家、深田久弥は白山のなで肩のように裾の広がる形に、雪の積もる真っ白な山肌をそう表現しました。その白さ、無数に広がる鮮やかなお花畑、女性の神「菊理媛神」を祀っている点など”女性”の印象の大変根強い山、それが白山です。

２０１６年白山はユネスコエコパークに拡張登録され、世界が認めた山となりました。人で溢れる富士山や、開発整備された立山にはない、手付かずの神聖な大自然が白山の魅力です。白山の象徴でもある一面のお花畑にはハクサンコザクラなど白山固有の植物も群生し、独自の自然が広がります。

通常の山は登りと下りの２本の登山道くらいしかないのが普通ですが、白山は全方位からそれぞれに登山道が何本もある不思議な山です。ですので、白山登山と言っても多彩で、どこからどの登山道を選ぶかによって、趣も全く違い、初心者から上級者までそれぞれのレベルや目的に対応できる点も魅力のひとつです。特に一里野や岩間に通じる北部は開発されておらず、手付かずの大自然に触れられるのが魅力です。そのため、白山登山と言っても一概にはまとめられず、登る山、選ぶ登山道によって初心者から上級者までそれぞれのレベルや目的に対応できる点も魅力のひとつです。