え? 【おはぎ】を冷蔵庫に? あらら〜、それは勿体ない!
え?
おはぎを冷蔵庫に?
なんともったいない!
この意味が分かりますか?
分かる方はこの後を読む必要がありませんので、どうぞ、以下をクリックして先をご覧ください。
分からない方はこの後を読むと、ちょっとした豆知識が得られますよ♪
それもおはぎだけでなく、和菓子全般や洋菓子の一部にも該当することです!
まだ残暑の厳しい折、とある町中で人気の和菓子店「どらや」で買ってきたお気に入りの【おはぎ】。
帰ってすぐに食べるはずが、やんちゃな息子さんが何やらやらかしたとのことで学校から呼び出され、あなたは急に出かけることに!
そこでさっき買ってきたばかりのおはぎが悪くなってしまわないように、冷蔵庫に入れて、学校に急ぎました。
翌日、お掃除を済ませてから録画したドラマを見ながら、食べようとウキウキ掃除を済ませ、テレビの前のちゃぶ台におはぎを置いて、溢れる笑みとともに座布団に座りました。
一晩おいてしまってたので、ちょっと味が落ちてるのはしょうがないなと思いつつ、でも、あの美味しさにありつける幸せをとパクっとかぶりついたら・・・
「グニュッ」
「・・・」
「あれれ〜、この堅くてまずい物体は何〜?!」
「私のお気に入りの柔らか〜くてもっちりで甘くて美味しいどらやのおはぎはどこに行ったの〜?!」
と、お掃除後のせっかくの【ドラマ鑑賞×おはぎ】というプチ幸せの時間のはずが、こんな残念な結末になってしまいましたとさ。。
さて、何がいけなかったんでしょう?
このおはぎはとある人気の「どらや」という老舗のおはぎで間違いのない美味しさは保証ものです。
一日という時間をおいてしまったことで変質してしまったのでしょうか?
ふと、窓の外に目をやると、窓際越しの風鈴の向こうにお隣りにお住まいの萩子さんの姿が見えました。
これまた同じようにテレビの前で座布団に正座し、おはぎを持って大きく口を開けています!
「あ!あのおはぎはどらやのに違いない!」
実はあなたは昨日、「どらや」でおはぎを買っている時に萩子さんとバッタリと出会っていました。その際に同級生のお子さんは夏休みの宿題をちゃんと出していたのにウチの息子は今やっているわとお話をしてたのですが、萩子さんももちろん人気のおはぎを買っていました。それもなんと12個も!(つまり1ダース!)
「あんなに沢山買ってどうするのだろう?大勢の来客でもあるのかな?」と思いつつ、あなたは小ぶりなどらやの紙袋がパンパンに膨れた様に目を奪われていました。
昨日買ったおはぎなら、私と同じになるに違いないと、あなたはかたずを飲んで萩子さんがパクリとおはぎを食べる表情に注目していました。
「すぐにあのきれいな面持ちの顔も不快な食感にゆがむはず!」
かたずを飲んで見守っているあなたでしたが、萩子さんは満面の笑みを浮かべながら、モグモグと口を動かしている様が見えるだけ…。
「???」
訳の分からないあなたは悔しいやら、悲しいやらで途方にくれてしまいました。。。
さて、あなたのおはぎと萩子さんのおはぎに何故、一晩でこんな違いが生じたのでしょう?
そうです!
冷蔵庫に入れたのが良くなかったのです!
では、何故、冷蔵庫に入れたのが良くなかったのでしょうか?
その答えはお米の成分の性質にあります。
炊飯器で炊いたお米はとってもモチモチしてつやつやで噛むと甘みがあって美味しいですよね〜。
でも、もともとお米って堅いものですよね。かじったことがある方は少ないかもしれません。。
このお米は生でかじってみると甘みも何もありません!
そんなお米が炊飯器で炊き上げるとあんな風に大変身!!!
でも、よく考えてみると、炊飯器に入れたのはお米とお水だけのはず?!
調味料も何も入れてないのに、一体、炊飯器の中で何が起こったのでしょうか?
お米はデンプンで出来ています。
このデンプンは加熱すると【アルファ化】という現象が起こります。
アルファ化とはデンプンが【糖化】することです。つまり、糖分が作られるので、甘くなるのです。
このアルファ化により、固くて味気ないお米は、モッチリとした噛むと甘みのあるご飯に変わるのです。
このアルファ化したお米ですが、温度が下がり、マイナスに近くなると、今度は【ベータ化】して、なんとまた元の状態に戻ろうとするのです!
つまり、生の米の状態に戻るということは、糖化して柔らかくもっちりとしたものが、固くて味気ない状態に変わるということです。
冷蔵庫におはぎをしまうということはおはぎの主役であるモチモチのもち米を生の米の状態に戻してしまうという行為なのです!
あなたのおはぎがもち米の粒が硬くなってしまい、もち米の甘さも感じられず、全く美味しくなくなってしまったのは当然のことと言えるのです。
では、萩子さんのおはぎは?
昨日も残暑がひどく、とても常温でおいておけるような日ではありませんでした。
萩子さんの冷蔵庫は何か最新の野菜室が付いているなど特殊なものなのでしょうか?
あなたはいろいろと考えてみますが、どうにも分かりません。。
萩子さんのおはぎは一晩たっても何故美味しさを保っていたのでしょう?
答えは簡単なのです!
萩子さんはおはぎを【冷蔵庫】には入れず、
【冷凍庫】に入れたのでした!
「え?たったのそれだけ?」
そうなんです。
おはぎは冷蔵庫ではなく、冷凍庫に入れるのが正解なのです!
アルファ化したお米はマイナスの温度に近くなると今度はベータ化して元の状態に戻ろうとしてしまいますが、冷凍した場合にはその現象は起きず、2〜3時間ほどの自然解凍でほぼ冷凍前と同じ状態に戻るのです!
萩子さんはちゃんとこの秘密を知っていて冷凍庫に入れておいたのです。
それもなんと【12個ものおはぎ】を!
実は萩子さんはこのどらやのおはぎが大好きで毎日のように食べているのでした。いつも「どらや」に行った際には1ダースまとめ買いをしておき、このおはぎを冷凍庫に潜ませておいて、いつも食べたい2〜3時間前に出しておき、家事をこなして、テレビの前で一休みする際にちょうど作りたてのような状態に戻ったおはぎにパクついて至福の時を過ごすのでした。。
そんなこととはつゆ知らず、あなたはその萩子さんの満面の笑みを、恨めしいやら羨ましいやらの思いで、洋服の裾を噛みながら、じっと眺めるのでした。チャンチャン♪
いかがでしたでしょうか?
実はこのおはぎの話はおはぎだけではなく、和菓子全般にも言えることなのです。
大福や団子はお米が使われているので、おはぎと同じです。
しかし、それだけではなく、なんと、
ドラ焼きやまんじゅう、今川焼き、羊羹、せんべいなども冷凍で保存可能です!
ですが、和菓子でも水分が多めのものは冷凍保存とは相性がよくありません。
水羊羹や葛切り、寒天寄せ、いちご大福などは冷凍すると逆に残念な結果を招くことになってしまうので要注意です!
\【保存版】お菓子の保存方法 /
[冷凍保存できる和菓子]
おはぎ、牡丹餅、団子、大福、ドラ焼き、まんじゅう、ようかん
[冷凍保存できない和菓子]
水ようかん、葛切り、寒天寄せ、いちご大福などのフルーツ入りの大福
ちなみに保存可能期間は冷凍といえども、1ヶ月程度と考えておきましょう。それ以後は冷凍焼けして、味が悪くなってしまいます。
ついでの洋菓子についても紹介しましょう!
[冷凍保存できる洋菓子]
タルト、パイ、ドーナツ、クッキー、バターケーキ、ムース、焼き菓子、生クリーム、スポンジケーキなど
[冷凍保存できない洋菓子]
ゼリー、カスタードクリーム、チョコレート、フルーツが入っているもの
フルーツが入ったものは凍ったフルーツの細胞膜が壊れドリップが出てしまいます。フルーツからは水分が抜け落ちて、食感も味も悪くなり、逆に生地に水分が付いてしまい、これも味も食感も悪くなってしまいます。冷凍する場合にはフルーツを取るなどすると良いです。
チョコレートなどは冷凍すると脂肪分が分離して白くなり、風味も悪くなります。
実はこれらお菓子の保存方法については意外と知られていません。
何故でしょうか?
こういった豆知識的なことはお母さんやお婆ちゃんから教えてもらうことが多いのですが、お婆ちゃんの時代には冷凍庫がなかったり、もしくはとても小さいスペースだったりして、和菓子などを冷凍するということは全くありませんでした。お菓子はあくまでも早いうちに食べるものだったのでしょう。
昨今、冷凍冷蔵庫も進化して、大きな冷凍庫やチルドがついているものが当たり前になってきました。今なら、お菓子の冷凍保存も可能なのですが、当時はもともとそんな発想もなく、こういった知識が世に出回ることがなかったと言えそうです。
せっかくの美味しいお菓子も保存方法を間違ってしまうと台無しです!
ちょっとした知恵を持つことで楽しく美味しい暮らしが得られます。
と、そこで、私達は思いつきました!
『冷凍保存が良いのなら、最初から冷凍した状態でお届けしてはどうか?』
そこから更に発展し、
『いっそのこと、和菓子をアイスキャンデーのように冷凍庫に保管しておき、食べたいちょっと前に出してきて、自然解凍で食べるという和菓子との付き合い方も変えるのはどうか?』
という発想にまで至りました!
これは日本人が長く長く付き合ってきた和菓子の歴史において、革命的な提案でもあります!(笑)
『和菓子は町中で買ってきて、その日のうちに食べるもの』
という常識を打ち破り、
『冷凍庫に潜ませておいて、食べたいちょっと前に出して、解凍して食べるもの』
という全く新しい和菓子との付き合い方をすることにより、より便利で快適で楽しい和菓子ライフを送れるというものです♪
ろあんの人気商品【いつでもおはぎ】が生まれた誕生秘話はこんなお菓子の保存方法からストーリーが始まりました。
上質なオーガニック素材を使って無添加で身体に優しいおはぎを作って皆様にお届けしたい!
そんな思い、そんなミッションから始まったろあんの通販事業。
合成保存料などを入れたり、過剰な糖質を入れるなどして、保存性を高めるということは絶対にしたくありませんでした!
通販にするにはお届けする時間がどうしてもかかってしまいます。
生菓子である【おはぎ】などはお届けするのは不可能に近いです。
現に99%以上の人はネットでおはぎを買いません。
「おはぎは店頭で買って、その日の内に食べるもの」
これがほとんどの皆さんの認識です。
だから、そんな物をネットで買おうという認識にならず、ネットでおはぎを探す方はほとんど居ないのでしょう。
そんな常識を打ち破ったのが、この【いつでもおはぎ】なんです。
まさかの冷凍がおはぎにとって正しい保存方法だったことを知って、
白山・お山のめぐみマルシェでは、冷凍でいつでも手軽に食べられるおはぎを考案しました。
ネットでポチっとすれば、冷凍でご自宅にお届け。 そのまま冷凍庫に備蓄してください。
先程も申しましたように、アイスキャンデーを備蓄しておくようなものだと捉えて下さい。
そして食べたいなと思ったら、冷凍庫から出して常温で自然解凍。
2時間ほどで、さっきお店で買ってきたような美味しい【おはぎ】が食べられのです。
お急ぎの方はレンジでチンして解凍してもOKです。
これで保存料ゼロ、着色料ゼロ、化学調味料ゼロの無添加のおはぎをいつでも食べられます。
つまり、冷凍だからこそ、実現した【無添加】おはぎなんです。
ろあんでは最新の超急速冷凍庫を使用し、美味しさを一気に閉じ込めています。
更にこの【いつでも・おはぎ】は小豆、甘味料、玄米、もち米の全てが
無農薬栽培されたものだけを使用しています。
つまり、国内唯一と言っていいくらい他では見たことがないオーガニックおはぎなのです。
▲無農薬栽培の国産オーガニック小豆
▲無農薬栽培の白山産オーガニック玄米ともち米を使用
しかも、甘さ控えめに抑えてある【いつでも・おはぎ】の甘味料には自然栽培のココナッツシュガーを使用。
何故、ココナッツシュガーを使っているのでしょうか? 疑問に思われた方も多いのでは?
まず、美味しい!白砂糖などと比べて、コクや旨味があり、風味が豊かで優しい甘さです。ココナッツの香りが苦手な方もいらっしゃると思いますが、ココナッツシュガーはココナッツの実の独特な香りは一切しません!ココナッツシュガーはココナッツの花から蜜を採取し、それを煮詰めて作られます。ココナッツの実から作るココナッツオイルやココナッツミルクは独特の香りがありますが、ココナッツシュガーは花の蜜から作るため、ココナッツの果実の香りは一切しないのです。
でも、何よりもこだわったのが健康に良いものを使いたいということ!メインの食材はオーガニックなのに、白砂糖やブドウ糖果糖液糖などの甘味料を使用したのでは意味がありません。甘味料もオーガニックで健康的であるべきだと思いました。
ご存じの方なら分かると思いますが、白砂糖や甜菜糖などの甘味料にはかなり大量の農薬が使用されます。当初、私共も国産のものを使いたいと思い、ほうぼう探しましたが、仕入れられるものは見つけられませんでした。(ごく少量を作られている方はいらっしゃるとは思います。)
やむをえず、国産を諦めて、海外で無農薬の甜菜糖もいくつかあたりましたが、遺伝子組み換えであったり、F1の雄性不稔であったりと、とても皆様に食べて頂きたいと思えるものではありませんでした。
そんな際に出会ったのが、このココナッツシュガーなのです。調べてみて、その素晴らしさに私たちは一気にココナッツシュガーの虜になってしまいました!
現在ではろあんの調理にココナッツシュガーは欠かせない存在となっています。美味しいだけではない、その素晴らしい魅力を以下に5点あげます。
1,まず、完全オーガニックであるということ。無農薬・無除草剤であり、しかも無肥料!化学肥料はおろか、有機肥料ですら使用していません!もちろん、遺伝子組み換えやF1の雄性不稔でもなく、その上、防腐剤なども一切入っていない完全オーガニックな希少な甘味料です。
2,更に私たちにとって嬉しいのは血糖値の上昇度合いを表す【GI値】が35しかないということ!(GI値とはグリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で白砂糖では109もあります。黒糖は99、はちみつでも88、メープルシロップでも73あります。)
これにより食後に血糖値の上昇が白砂糖などに比べて穏やかですので、同じ甘いものを食べても、身体に与える悪い影響は少なくなります。(ただし、カロリーは他の甘味料と変わりませんので、食べ過ぎは禁物です!)
▲ココナッツの花の蜜から作られるココナッツシュガー
3,無精製であり、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富。カルシウム・カリウム・マグネシウム・鉄・リン・亜鉛など、健康な体を作るために必要なミネラルやビタミンB群・アミノ酸・食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。精製された甘味料ではこういった有用成分はほとんど含まれません。4,水溶性食物繊維の「イヌリン」という成分が含まれています。食物繊維のうち「不溶性食物繊維」は、その名が示すとおり水に溶けない食物繊維であり、一方の「水溶性食物繊維」は水に溶ける性質をもっています。現在、日本で不足がちな食物繊維ですが、なかでも、水溶性食物繊維の摂取量が少なく、30代~50代の女性を通して不溶性食物繊維は目標の1/3程度しかとれていないことも明らかになっています。美容・健康・ダイエットの大敵である便秘の予防・解消にとても有効です。
5,更に驚いたのは、ココナッツシュガーは地球にもっとも負荷をかけない甘味料と言われておることです!美味しい、身体に良い、だけでなく、エコでSDGsなものでもあります。こういった観点からも当ホテルではこのココナッツシュガーを調理に多用しています。
このように食材や調味料にこだわった【いつでもおはぎ】は栄養素も豊富。
・餡のあずきは食物繊維やタンパク質、ビタミンB群、鉄やカリウムといったミネラル、サポニンやポリフェノールなど、便秘や貧血が解消され、美容やダイエット、体質の改善にも効果があります。
・玄米にもB1、B2,B6,ニコチン酸、パテントン酸、イノシトール、コリン、葉酸等のビタミンB群が豊富に含まれています。
・ココナッツシュガーはカルシウム・カリウム・マグネシウム・鉄・リン・亜鉛などの豊富なミネラルとビタミンB群・アミノ酸・食物繊維などの栄養素も含まれています。
特にビタミンB群が多いのが目立ちますが、ビタミンB群はエネルギーをつくり出す代謝を助ける働きがあるため、ダイエットにも有効と言われています。
ビタミンB群やミネラル、食物繊維がとっても豊富な【いつでもおはぎ】は美容やダイエットにも有効と言えるでしょう。
そんなヘルシーな和菓子がいつでも冷凍庫に備蓄されていて、いつでも楽しめるというのが【いつでもおはぎ】のコンセプトです。
▲小豆餡のおはぎ、小豆餡の玄米おはぎ、きな粉おはぎの3種類
そんな【いつでもおはぎ】ですが、オーガニック素材と無添加調理、手作りにこだわって作っていることもあり、、どうしてもコストが嵩みます。【日本一高いおはぎ】とも言える価格であると言えるかと思います。でも、この【いつでもおはぎ】があなた様にもたらすものはお値段以上だとも思います。
こういった経緯に共感できた方はぜひ、一度、私達の渾身の思いのおはぎを味わってみてください!
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